プレイステーション4の
ゲームソフトとして販売されている「UNTIL DOWN~惨劇の山荘」をプレイしてみての感想および深読みです。
選択式のゲームで、自分の選択が物語の進行を大きく左右するというリアルな思考で進めていく内容で、ゲーム内ではこれを「バタフライエフェクト」と呼ばれています。雪が降り積もる山荘に集まった男女が得体の知れない恐怖に立ち向かいながら過去の事件の真相に迫るというミステリアスホラーな作品だけあって、一つ一つの言動や行動に緊張感があるゲームです。
会話にも選択が迫られるシーンがあり、自分の性格や本性も解き明かされるような感覚になります。実際、自分が間違った方のセリフを選んでキャラクターが死んでしまったり、カップルの仲が険悪になってしまうのです。
コントローラーの扱いが不慣れな人(私)がプレイすると難しいと感じる操作方法の場面もあり、集中が切れると失敗してしまうこともありますが、それもまた面白いと思います。友人関係のドロドロした部分や、両想いの初心な男女も登場しよりリアルな親近感が味わえます。裏切られた思い、恋人や友達の死、自分が危機的状況に陥ったときなど想像もしたくない事が実際に起こったとき人間はどんな行動をとるのか?という部分までリアリティのある表情や言動が満載です。
今までも精神プレイのゲームソフトを購入しプレイしたことがありますが、現実味があったのはダントツでこの作品です。友人と喧嘩中の精神が乱れているときにプレイするのはお勧めしませんのでご注意ください。